自分らしい土地活用。
土地活用のパートナーの選び方

監修:三井不動産リアルティ ALZO編集部

「土地を相続したが、そのままで良いのか？」「運用している土地はあるが、収益が思うように上がらないので活用方法の見直しを検討したい」「駅から離れた立地だけど、何かいい土地活用の方法はないかな」……といったように、土地の悩みは様々です。しかし、土地活用について気軽に相談できる相手はなかなかいないものです。土地活用は長期的な視点が必要なものだからこそ、どんな時でもすぐ相談ができるようなパートナーがいると安心ですよね。そこで今回は、土地活用のパートナーの選び方をご説明します。

１．パートナーを選ぶ前に

1-1 土地活用の目的を考える
1-2 目的や方向性が定まらない場合

２．パートナーを選ぶポイントとは？

2-1 土地活用について具体的なイメージを提案してもらえるか
2-2 自分のケースに近い成功事例があるか
2-3 長く付き合いたいか
2-4 提案内容を比較検討する

1.パートナーを選ぶ前に

土地活用が初めての方も、見直しを検討されている方も、相談の前に必要なことは「準備」です。ある程度の「目的」や「方向性」を決めておかないと、相談しても納得のいく回答が得られなかったり、せっかく活用しても失敗してしまう可能性もあります。相談する前に考えておきたいことをまとめました。

1-1.土地活用の目的を考える

相談時に大切なのは、何のために土地活用をするのかをしっかり考えておくことです。

例えば、節税のためでしょうか。それとも収益を上げることでしょうか。もしくは、現在活用している土地の運用方法を変えるのが目的でしょうか。目的を決めれば相談内容もはっきりするので、相談先が選びやすくなるのです。

活用種類別の相談先はハウスメーカー・工務店・設計事務所・ゼネコン・不動産会社・専門業者などがありますが、様々な活用事例を持つパートナーに相談することをお勧めします。ALZOなら、多種多様な事業者から提案を受けることができます。土地の活用種類については、こちらの記事を参考にしてください。

1-2.目的や方向性が定まらない場合

どうしても土地活用の目的が定まらない場合は、資金面から計画を進めていく方法もあるので検討してみてください。土地活用のプロではありませんが、土地活用経験者と関わっていることが多く、知見によるアドバイスを得られることがあります。

●ファイナンシャルプランナー

お金や資産の活用方法について相談できるのがファイナンシャルプランナーです。収益性第一で土地活用を検討されている方には有効な方法の1つです。相談内容に合わせて、収益や利回りについて詳しく見積りを出してくれるなど、お金のプロの視点からアドバイスを受けることができます。土地活用を得意とするファイナンシャルプランナーもいますので、探してみてください。

●金融機関

土地運用、管理、処分など、土地活用についてコンサルティングを行っている金融機関に相談をすることもできます。第三者の立場から、土地の有効活用について調査してもらえたり、適した活用方法についての提案を受けられる場合もあります。融資の相談にものってもらえるでしょう。

●税理士

相続税や固定資産税の節税に興味がある場合は、税理士に相談してみましょう。どのような土地活用ならどの程度節税できるのか、どのくらい税金が安くなるのか、などを確認することができます。
土地の活用方法によっては、大きなお金が動く場合もあり、そうなると税金の額も大きくなってしまいます。活用方法が定まっている方も、税に関する知識や注意点などを知っておくことは大事ですから、アドバイスを求めてみてもいいでしょう。

２.パートナーを選ぶポイントとは？

土地活用の目的が決まったら、不動産会社や建築会社、専門業者などにまずは相談してみましょう。相談の結果、誰をパートナーに選ぶか判断に迷うかもしれません。ここでは、その場合のポイントを紹介します。

2-1.土地活用について具体的なイメージを提案してもらえるか

相談内容に対して、提案を受けた活用方法が納得いくものかどうかはとても重要です。提案内容が自分自身で想像していたものではなかった場合でも、新たな気づきがあったり、興味が持てる内容であるかはとても大事なことです。具体的なイメージを持って話してくれているかどうかも、判断ポイントにできます。

2-2.自分のケースに近い成功事例があるか

過去の土地活用の実績や、成功事例などを具体的に説明してくれるかどうかも重要なポイントです。実績が納得のいくものであれば信頼もできますし、自分の場合がどうなるかが想像できれば安心して進めることができます。そのためには、活用を検討している土地の広さや立地条件に近い事例について、過去の実績を聞いてみるのがいいでしょう。

2-3.長く付き合いたいか

土地活用は長期的な視点が必要です。パートナーとの付き合いも長くなることが考えられるため、「信頼できるか」「気軽に相談できそうか」「パートナーとして二人三脚で土地活用を進められそうか」は非常に大事です。

2-4.提案内容を比較検討する

土地活用にはたくさんの種類があり、土地の広さや立地、初期費用などによって最適な土地活用方法は異なります。相談先によっては得意・不得意がある場合もありますので、活用方法が既に決まっている場合でも、できるだけ多くの提案内容を、比較検討することが重要です。

まとめ

土地活用の相談をする前に考えておきたいことや、土地活用のパートナーを選ぶポイントについてご紹介しました。土地活用を進めるには多方面にわたる専門的な知識が必要となりますが、それらを全てご自身で身につけるのは至難の業です。だからこそ、専門的な知識や多くの経験を持ち、何でも相談しやすいパートナーを選ぶことが自分らしい土地活用を成功させる近道なのです。

「ALZO」は、初めての土地活用から活用の見直しを検討されているオーナー様まで、要望を丁寧にお伺いし、希望に沿った提案・運用実行までのコーディネート・サポートをいたします。土地活用のプロとして実績十分な当社に、ぜひお気軽にご相談ください。

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